今回は、「高血圧改善↓」対決!です。すなわち、「高血圧を改善するのは、どっち?」勝負です。
「血圧の薬」対「ウォーキング」。勝負の行方ははたしてどちらに!?
高血圧の治療には、血圧を下げる降圧剤を服用するのが一般的ですが、それとあわせて運動することが推奨されています。はたして本当に効くのはどちらでしょうか?
「ホントに長生きするのは、どっち?」(宝島社)で医学博士「川嶋 朗先生」によりますと
完治を目指すなら歩くこと。つまりウォーキングが大切とのことです。なぜなら、降圧剤を飲んでも高血圧は完治、改善できないからとのこと。お薬はあくまでも対症療法であり、服用をやめれば元に戻ってしまいます。完治を目指すのであればウォーキングに軍配があがるそうです。もし、高血圧の原因が肥満であれば、減量を優先するといいでしょう。ウォーキングは誰でも無理なく手軽にできる有酸素運動で、歩くことで、血管を強くして心肺機能を高め、高血圧を予防・改善できるのです。
そして、ウォーキングのときは、
○ 週3回、1回10~20分、汗ばむ程度に歩こう
○ 準備運動、ストレッチをしてから歩こう
○ 夏・冬の体温調整の対策をしっかり
○ 水分補給を忘れない
ことが大切とのこと。
血圧が高めの人の方が長生きするというデータもあります。ただし、長年薬を飲んでいてそれがないと不安な人は薬の服用を続けてもかまわないそうです。つまり、「薬も選択肢のひとつだと考えて」とのことです。